🥤 経口補水液の作り方・レシピ
用意するものは「水・砂糖・塩」の3つだけ。下記の分量を守れば、市販品に近い濃度の経口補水液が作れます。
水
1リットル
湯冷ましや浄水が望ましい
砂糖
40g
大さじ4と1/2杯が目安
塩
3g
小さじ1/2杯が目安
すべてを清潔な容器に入れ、砂糖と塩が完全に溶けるまでよく混ぜれば完成です。お好みでレモン果汁やグレープフルーツ果汁を少量加えると、カリウムが補えて味も飲みやすくなります。
500mlで作る場合は、水500ml・砂糖20g・塩1.5gが目安です。
⚠️ 作るときの注意点
分量を正確に
塩が多すぎると逆に脱水を招く。計量スプーンで正確に量る。
作り置きしない
保存料がなく雑菌が繁殖しやすい。その日のうちに飲み切る。
常温〜やや冷たく
冷やしすぎは胃腸に負担。5〜15℃程度が吸収によい。
乳児には自己判断で与えない
乳児の脱水は専用品か医師の指示を優先する。
⚖️ OS-1・スポーツドリンクとの違い
同じ「水分補給」でも、経口補水液とスポーツドリンクは目的と成分が異なります。場面に合わせて選びましょう。
経口補水液(OS-1等)
塩分多・糖分少
脱水・熱中症・発熱・下痢嘔吐時の水分電解質補給に特化
スポーツドリンク
糖分多・塩分中
運動時や日常の発汗時の補給向き。エネルギー補給も兼ねる
水・お茶
電解質なし
軽い水分補給用。大量発汗時は塩分不足に注意
飲み物全体の使い分けは 正しい水分補給・経口補水液の使い方 も参考に。
💧 正しい飲み方・量
一気に飲むと吸収が追いつかず、かえって体外に排出されてしまいます。少量ずつこまめに飲むのがポイントです。
- 飲み方:コップ1杯(約100〜150ml)をゆっくり、数分かけて飲む
- タイミング:のどが渇く前に。発汗時・入浴後・起床時・就寝前にも
- 1日の目安量:軽い脱水なら成人500〜1000ml。症状や体格で調整
- 熱中症の疑い:意識がはっきりしていれば少しずつ飲ませ、すぐに涼しい場所で休む
倒れた・意識がもうろうとする場合の対応 → 熱中症の応急処置・対処法
🚫 飲んではいけない・注意が必要なケース
経口補水液は塩分・糖分を含むため、持病がある方は注意が必要です。以下に当てはまる場合は医師・薬剤師に相談してください。
- 高血圧・心臓病・腎臓病で塩分制限を受けている
- 糖尿病で糖質制限を受けている
- 意識がない・呼びかけに反応しない(飲ませず救急要請)
- 吐き気が強く飲んでもすぐ嘔吐してしまう
意識障害・けいれんがあるときは飲ませず、ただちに119番通報してください。
❓ よくある質問
塩だけ・砂糖だけではダメ?
糖と塩が一緒だと水分の吸収が高まる。両方入れるのが効果的。
味が薄い・濃いと感じる
体が欲する濃さは脱水度で変わる。基本は分量どおりが安全。
予防にも飲んでいい?
大量発汗時は有効だが、日常の飲みすぎは塩分過多に。普段は水やお茶で。