🌡 気温何度から危険か

環境省や日本気象協会の目安では、気温が高くなるほど熱中症のリスクは段階的に上がります。おおよその危険ラインは次のとおりです。

35℃以上 猛暑日・危険 外出は危険。運動は原則中止。室内でもエアコン必須
31〜35℃ 真夏日・厳重警戒 激しい運動は中止。日中の外出を控える
28〜31℃ 警戒 発生が増え始める。こまめな休憩と水分補給を
25〜28℃ 夏日・注意 湿度が高ければ油断禁物。運動時は休息を

お住まいの地域の今日の気温・危険度 → 全国マップ

💧 湿度との関係

熱中症で見落とされがちなのが湿度です。汗は蒸発するときに体の熱を奪いますが、湿度が高いと汗が蒸発できず、いくら汗をかいても体温が下がりません。

  • 湿度80%以上:気温28℃でも、湿度60%の31℃に匹敵する危険度になることがある
  • 雨上がり・梅雨明け前:気温が低めでも湿度が高く、油断して発症しやすい
  • 無風の室内:湿気がこもり、気温以上に体感の危険度が高まる

つまり「気温が低いから安全」とは限りません。気温と湿度の両方を見ることが大切です。熱中症が起こる仕組みもあわせてご覧ください。

🏠 室内は何度から注意か

熱中症による死亡の多くは屋内で起きています。室内では次の数値を目安にしてください。

🌡

室温28℃

これを超えたらエアコンを。冷房の設定温度ではなく「室温」が28℃以下になるように。

💧

湿度70%

超えたら除湿を。同じ室温でも湿度が高いと一気に危険度が上がる。

👴

高齢者は数値で確認

暑さを感じにくいため体感に頼らない。温湿度計を置いて数字で判断を。

🌙

夜間も油断しない

日中に暖まった建物の熱で就寝中に発症。寝室の温度管理を。

室内対策の詳細 → 室内の熱中症対策 / 就寝中 → 寝るときの熱中症対策

📊 気温より正確な「暑さ指数」

気温だけでは危険度を正しく測れないため、環境省は暑さ指数(WBGT)という指標を使っています。これは気温・湿度・日差し(輻射熱)を組み合わせた数値で、熱中症の危険度をより正確に表します。

WBGTが28を超えると「厳重警戒」、31以上で「危険」とされ、運動は原則中止が推奨されます。気温の数字と単位(℃)は同じでも意味が違う点に注意してください。

詳しい見方 → 暑さ指数(WBGT)とは / 警戒情報 → 熱中症警戒アラートとは

🛡 温度別にとるべき行動

💧

こまめな水分補給

のどが渇く前に。大量の汗には塩分も補う。経口補水液が有効。

❄️

エアコンを使う

室温28℃以下を目安に。我慢せず使うことが命を守る。

📅

暑い時間を避ける

正午〜午後の外出・運動を控える。早朝や夕方に。

😴

暑さに体を慣らす

急に暑くなる時期は要注意。暑熱順化で体を準備する。

❓ よくある質問

🌤

30℃以下なら安全?

いいえ。湿度が高ければ25〜28℃でも熱中症は起こる。気温だけで判断しない。

🏃

運動は何度から中止?

WBGT31以上(気温の目安35℃前後)は原則中止。28以上は激しい運動を避ける。

🌙

夜なら涼しいから大丈夫?

熱帯夜(夜間25℃以上)は就寝中の発症リスクあり。寝室の温度に注意。